ハンドメイド作家スキル検定3級

検定への思い

−ハンドメイド作家スキル検定を作ったキッカケを教えてください。
栗原　多くの人がハンドメイド作品を販売する技術を身につけ、販売技術で制作活動を向上させ、世の中を愛と夢の溢れるハンドメイド作品でいっぱいにしたいと言う想いから、ハンドメイド作家スキル検定を作りました。

―具体的にどんな方に学んで欲しいですか。
栗原　ハンドメイド作家、ハンドメイド作家を目指している方、自身のハンドメイド作品の販売拡大を目指している方に必要な知識が学べるようになっています。

―いい作品だけを作ればいい、時代ではなくなってきているのでしょうか。
栗原　世界でたった一つのオリジナル作品であるハンドメイド作品には愛と夢が詰まっています。
工場で作られる大量生産の中の1つと違い、ハンドメイド作品からは、個々の作家さんの「想い」や「ぬくもり」が感じられます。作り手さんと買い手さんの距離が近いのもハンドメイド品の魅力のひとつです。
空前のハンドメイドブームやインターネットショップの普及で、主婦の方やOLさんが空き時間に作ったハンドメイド作品が飛ぶように売れる一方、素敵な作品を作られても、思うように販売できず悩んだり、ハンドメイド作家としての活動を諦めてしまう方もおられます。
販売の方法も様々なチョイスがある昨今、ハンドメイド作家はいい作品だけを、作っていればよい時代ではなくなりました。
販売をしたければ、お客様のニーズや時代の流れを読み取り、ブランディング、写真技術、SNSの知識も身につけなければなりません。
志あるハンドメイド作家さんが、売れないからと諦めてしまうことなく、制作活動が続けられるよう、世の中が温もりあるハンドメイド作品で溢れ、また自分も作てみようと思う人が増え、ハンドメイドの良さが広がることを願います。

Profile

「親子3代を笑顔」をキーワードに大手企業様、大手商業施設様でのイベント開催を通じ多くのハンドメイド作家さんとのご縁を通じ、作品制作の技術に加え、販売技術の高さが販売額に影響を与え、その影響で大好きな制作活動を続けられるか否かも左右されることを実感。

多くのハンドメイド作家さんのお役に立ちたいとセミナー開催や起業支援、IT 導入支援を行っています。
プライベートでは『専業主婦である幸せ』の一つ、ハンドメイドで子供服やアクセサリー等を作りながら女の子3人を育ててきました。転勤族のため、国内各地、海外駐在なども経験しました。

現在は、オーガナイズを取り入れてのスクラップブッキングとクラフトパンチアート教室を医療機関等で開催しています。
「日本ペーパーアート協会認定講師講座」では2005年から医療・福祉・教育現場で開催してきたクラフト教室の実績による受講生約900名のデーターを元に、ペーパーアートによる癒し・達成感によるセラピー的な働きを研究・考案した2001年9月11日以降アメリカでも注目されている「クラフトセラピー」。

新しいペーパーアート「ペーパーデコレーション」として自分の心を癒すばかりでなく、周りの人たちも癒すことのできる温かいセラピーの一つとしての作品創りや、気持ちと思い出を整理していくためにも役立てる方法をはじめ、教室運営などクラフト教室をビジネスにつなげるノウハウをお伝えしていきます。